bitFlyer Blockchain による Web3 のリサーチ資料 2023
2023-01-01 に bitFlyer Blockchain が公開した Web3 関連の資料。
https://blockchain.bitflyer.com/
https://blockchain.bitflyer.com/pdf/web3Research2023.pdf
https://gyazo.com/31879ac70434d9a45928ceaeb15ac5a1
気になるところメモ
P.8
Web3 の初出
P.11
このレポートにおける Web3 の解釈
P.13
このレポートでは web3 と小文字はじまりの表記を採用している
june29.icon 意図が明確でよいと思った
P.17
カストディアル・ウォレット
いわゆる取引所、Binance、Coinbase、Coincheck、bitFlyer などが提供するウォレット機能
ノンカストディアル・ウォレット
MetaMask などのソフトウェア、Ledger Nano S Plus などのハードウェア・ウォレット
june29.icon custodial っていう英単語がある
P.43、P.44
加納裕三さんのコラム
web3の本懐はウォレットにあります。web3はブロックチェーン上で動くアプリケーションやインフラストラクチャーのことですが、そのweb3の概念の根底にあるのは個人主権という理念です。今まで大企業に管理されてきた個人情報や、個人の資産等を自分自身で所有します。そして、web3の世界では、個人が集まる共同体・コミュニティ等が意思決定をして、「仲介業者を通さずに直接サービス提供者とエンドユーザーが取引することが可能」、といった世界観が根底にあると、私は理解しています。
P.56
SFT、Semi-Fungible Token
june29.icon ERC-721 に「NFT」というニックネームをつけたように ERC-1155 のことを「SFT」と呼んでいる感じ?
june29.icon ERC-3525 ってのもあるのか
P.57
ERC-1155 と ERC-3525
それぞれ構造が異なり、前者は主にゲームアイテムで後者は主に金融商品への応用が期待されている
P.77
一号暗号資産と二号暗号資産
P.130
DIM、Decentralized Identity Management
DID、Decentralized Identifier
VC、Verifiable Credentials
P.145
SBT、Soulbound Token
P.207
加納裕三さんのコラム
そして、世界で最初のDAOがビットコインです。ビットコインでは設備投資をしたくなるような経済的なインセンティブがあらか じめ設計されており、設備投資をしたマイナーに自動的に報酬が支払われる仕組みが実装されています。マイナーが作ったブ ロックチェーンプラットフォーム上でビットコインの送金システムが成り立っています。
P.225
配当や100%以上の元本償還の可能性があるDAOのトークン販売は金商業、配当等のないトークン の販売は暗号資産交換業者となる
june29.icon このあたり、ある程度の理解は持っておきたい